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Parallels Desktop for Mac 4.0きたー

全体的にデザインが洗練された感じ。

↓設定の画面も見やすくなってイイ!
で、メジャーバージョンアップなので当然だけど、機能がいろいろ追加されている。
ゲストの画面を表示する方法が、普通のウィンドウとかコヒーレンスとかあったんだけど、新しくModality View Modeというオプションが加わった。これは縮小して表示する。この小さい画面でもマウスやキーボードで操作できる。

あと、Windows用のウイルス対策ソフト「Parallels Internet Security」とやらがインストールできる。
OEM元はカスペルスキーというロシアの会社らしい。

コヒーレンスにしたとき、WindowsのタスクトレイとMacのメニューバーを統合することも可能。なんだか、そんなに混ぜてしまっていいのかと少々心配になる。

SmartMount … USBのストレージなどをMacとゲストOS同時に使えるようになった。今までは確かにParallels立ち上げたらMacからは見えなくなってたね。まあ確かに便利だ。
他にも、音声認識で操作とか、iPhoneからゲストOS操作とか、Macのサーバー用OSもサポートしたりとか、使ってみたくはあるけど、使うことはないだろうなあという機能も。
VMがマルチコアや64bit演算に対応したり(このへん実はよくわかってない)、メモリ沢山積めるようになったり、DirectXのサポートが厚くなったりと、足元も着実に進歩している様子。
インストールするとき、IntelのCPU(1.6GHz以上)じゃなかったらインストールしないでね、みたいなメッセージがあって、Ver3→Ver4でパフォーマンス悪化してるのではないかと危惧していたけど、とりあえず今までと同様に使えそう。
個人的に嬉しかったのが、日本語キーボードの「半角/全角」ボタンが使えるようになったことかな。

DSiブラウザーで青空文庫を見てみた

この3連休はDSiで遊んでばかりで何もしなかったよ。今日はミンパクが入場料無料とか聞いたので行ってみたかったのだけど。

で、DSiブラウザーで青空文庫を見てみたけど、まあ十分読めるっぽい。HTML表示するのに2つの方法があって、そのうち「タテ長表示」にしたのが上の写真。通常表示だと↓こんな感じ。
折角2画面あるのだから、縦書きで見開き表示できる青空文庫のブラウザ作ってみたくなる。そうは言ってもDSi用の開発環境があるのかどうか不明。
Webアプリで作る手もあるけど、縦書き見開きで表示させようとなると、フォント回転させないといけない。考えたあげく画像にして出力するしかなさげ。まあ大人しくDSiブラウザーで読むのがいいかな。
ちなみにDSiブラウザーのHTTPヘッダ情報はこんな感じ。

HTTP_USER_AGENT Opera/9.50 (Nintendo DSi; Opera/446; U; ja)
HTTP_ACCEPT text/html, application/xml;q=0.9, application/xhtml+xml, image/png, image/jpeg, image/gif, image/x-xbitmap, */*;q=0.1
HTTP_ACCEPT_LANGUAGE JA,en;q=0.9
HTTP_ACCEPT_ENCODING deflate, gzip, x-gzip, identity, *;q=0
HTTP_ACCEPT_CHARSET iso-8859-1, utf-8, utf-16, *;q=0.1

クラブニンテンドー入会

諸事情によりNintendoDSiを買った。現在クラブニンテンドーに入会中…。

Wikipediaでは、「任天堂側にはCS(顧客満足度)向上の他、従来のアンケート葉書よりも顧客の購入傾向などが容易に把握できるため、特定ユーザーへのアンケート調査などの高精度の市場調査が可能になるというメリットがある。」なんつって書いてあって、入会する前はふーんそうかい、くらいに思ってたのだよ。
で、実際入会してみようとすると色々名前から住所から色々聞かれるわけね。そんで驚いたのだけど、確かに、よくある同封のハガキに名前住所書くよりも心理的障壁がない気がする。不思議なことに。
これは僕らみたいに若い頃からインターネットに親しんでいた世代に特有なのか、全世代に言えることなのかわからないけど、個人情報はおろか、なぜDSiを買ったかとか、買うにあたって誰が決定権持ってたとか、そんなことまでほいほい入力してしまった。
ひとつはポイントだろう。住所とか入力するときに、ポイントたまったらプレゼントあげるから〜とか言われたら何となく入力してしまう。あとは、任天堂のブランドもあるだろう。小さい頃からよく知っている会社だし、消費者としても、経営的にも、よくいい話を聞く。うーん。任天堂ってすげえなあと思った次第。
ポイントなんて実際金銭的価値に換算しようと思ってもまあ、ほとんど価値がないと思うんだけど、(クラブニンテンドーで実際やってるんだけど)買ったソフトの感想を教えてくれたらポイント上げるよーなんて言われたら何となくOKボタン押してしまうばかりか、ちょっと本気になって色々感想書いてしまってみたりして。
ちなみにクラブニンテンドーの会員規約の最後に例によって書いてある管轄は、京都地裁だった。

ParallelsのバックアップCD買った

先日Parallels Desktop 3.0 for Mac買いました。

で、今日そのときソフトと一緒に買ったバックアップCDが届いた。そんだらば、思いっきり普通のCD-Rでがっかり。見慣れたシアニンの青緑のディスク。中身も普通にダウンロードできるインストーラしか入ってないし。大変がっかり。
何か特別なパッケージになってるのかなと思ってたんだけどね。だって、買うときの画面に立派な箱のイメージが載ってたもん。14.95ドル。高いCD-Rだ。
ちなみにソフト本体(79.99ドル)は大変満足。うちのMac mini(Intel Core Duo 1.83GHz、メモリ2GB)で、VistaのアルティメットやらOffice 2008やらが、まあそこそこ快適に動いてました(ただしデスクトップテーマはクラシックにしてる)。Visual Studioも使えるだろうか。
快適に動かすためにハード増強したくなるソフトは久しぶりかも。次はiMac買おうかな。

愛情の断絶

人は、自分が最も親を恋しがり、親に手をかけられ、親から愛されたときの自分を、覚えてはいない。
(中略)
一方、子どもが最も親を懐かしみ、恋しく思うのは、親の死後かもしれない。その姿を、当の親は見ることがない。だから、親子は宿命的に、その「愛情の記憶」において、断絶を抱えているのだろう。

「親の記憶、子の記憶」(水無田気流)日本経済新聞2008年10月26日

ピカソ展

10月25日(土)に、東京の国立新美術館サントリー美術館で共同開催されているピカソ展に行ってきました。

特に思い入れがあるわけではないのですが、日本においては過去最大規模の展示があり、また東京の神保町で好きな版画家の早川純子さんの個展があり、この機会にピカソ見てくるか、となった次第。
今回の展示が過去日本における最大級になった経緯は色々なところに書いてありますが、所蔵しているパリの国立美術館が大改修を行うため可能になったそうです。
ちなみにそのパリの美術館がピカソ作品を大量に所蔵している経緯もおもしろくて、ピカソが亡くなった時、相続税の代物弁済としてフランス国家に作品が納められて、コレクションの基礎になったということです。今回の展示の説明をしているラベルに「1973年 パブロ・ピカソ 代物弁済」のようなことが書かれていました。なぜ相続人でなく被相続人のピカソの名前が書いてあるのかわかりませんが。
国立新美術館のほうの展示に先に行きましたが、人がいっぱいでした。ちょっと作品の近くに寄るのも大変で、ピカソの人気を伺えました。サントリー美術館のほうは、割と空いていて、じっくり鑑賞できました。
青の時代への転機となったという作品がサントリー美術館にありましたが、最も印象に残りました。大きく色とりどりの光を放つロウソクの炎と、それに照らされる亡くなった友人の横顔。その横顔は、もう戻りようのない死という事実、様々な人間らしい喜びや悲しみといった感情を全て引きずり込んで、ぎゅっと小さく頑にしてしまったような色、それはまさしく青の時代の青でした。(ArtQuotes.net:この画像はちょっと緑色が出過ぎている気がするような)
今回多くの作品をみる機会があり、ピカソの評価に考えるところがありました。個人的にはキュビズムのような描き方はしてみようと思ったことがないので、理解できませんでしたが、ピカソの評価は、ある特定の作品によるものではなく、その生涯を通じて、どのような形、線、色、表現であっても疎かにしない追求をしたことが、現在の評価につながっているのではないかと思います。他の芸術家が生涯どんな色を使い、どんな形で表現してきたのか、私には知識がありませんが、少なくともピカソは万事において適当に作品を作ったのではなく、亡くなるまでストイックに表現方法を探求していったのではないかという気がしました。
亡くなる前年の自画像の目は、虚ろなようで、あるいは何もかもを見ているようで、焦点がわかりません。それまでの表現活動と、迫る自分の寿命をどう考えていたのか。でも、幸せだったんだろうと思う。口元笑っているし。

Office 2008 for macがVBAをサポートしてない件

ありえん。

互換性云々どころか、マクロ使ってるファイル100%動かないってことじゃん。

Why remove VBA for Office 2008? While Office 2008 was built to be a universal application because Apple moved to Intel processors, the Macintosh VBA compiler was originally designed for a much earlier PowerPC-based Macintosh and will not work, without significant modifications, on the Intel-based Macintosh. VBA macro code is compiled at runtime, and the compiler code, VB editor code, and VB forms code could not be converted for the Intel-based Macintosh without extensive programming work that would have significantly delayed the universal version of Office 2008.

(microsoft.com)

なぜVBAのサポート外したかというと、VBAのコンパイラは、昔のPowerPCベースのmac向けに作ってあって、Intelベースではそのままでは動かないんだと。修正しだしたらOffice 2008のリリースまで遅れるからサポート止めたらしい。

別にいいけどさ、買う前に分かるように、どこかに書いておいてくれ。

で、VBA使いたいならOffice 2004使えとか、マクロはApple Scriptで作り直せとか言っておきながら、次期バージョンではVBAのサポート再開するとのこと。

Windows以外で、プロプライエタリなソフト使ってると、こういうことがありうるんだなあと思った次第。

まあ、いい機会なのでApple Scriptも勉強してみることにする。