今週(09-10-22)、Windows 7が発売された。
なんだか僕の周りでは、Windows 7の機能云々よりも、Vistaとの比較で、Vistaがどんなに使えないか、いやそんなことはないんだという話が盛り上がって、その一方でWindows 7を買いますという人は、あんまりいない。
そんなWindows 7の名前の由来について、かなり前にどこかのニュースサイトの記事(海外のニュースサイトの翻訳だったと思う)で、興味深い話を読んだ。
一般的には、7番目のWindowsというのが理由とされている。あと、シンプルというのも、今の時代に合っているのだろう。
Simply put, this is the seventh release of Windows, so therefore “Windows 7″ just makes sense. — Mike Nash
<http://windowsteamblog.com/blogs/windowsvista/archive/2008/10/13/introducing-windows-7.aspx>
肝心の記事のURLが分からなくなって、見直しできないのだけど、その記事の言うところによれば、7という名前にマーケティング上の大きな理由があるのではないかとのこと。
Vistaの大失敗を繰り返すわけにはいかない。でも、多くの人は依然としてXPをはじめとするWindows OSを使っている。そのため、Windowsの次期バージョンでは、このWindowsというブランドを最大限活用するため、固有名から装飾を排して、「7」という単なる数字にしたのだという。
また、書き言葉や話し言葉で考えたとき、Windows Vistaは単に「Vista」と呼ばれてしまうけど、Windows 7だと、「7」とは呼びにくい(英語圏ではなおさら)。そこで、あえてWindowsを付けて読んでもらう名前にすることで、Windowsブランドを意識してもらう意図があるのでは、という話もあった。
まあ、人間でも○○さんの長男とか、そんな紹介のされ方もあるからね。