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いま生きているという冒険(石川直樹著;理論社;2006年)

生まれたばかりの子供にとって、世界は異質なものに溢れています。もともと知り得ていたものなど何もないので、あるがままの世界が発する声にただ耳を澄ますしかありません。目の前に覆いかぶさってくる光の洪水に身をまかせるしかないのです。そういった意味で、子供たちは究極の旅人であり冒険者だといえるでしょう。

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